急に気温が下がり急いで衣替えをした人も多いと思います。まだ秋だと思っていますが今年の冬は早めにやってくるかもしれませんね。さてそのような短い(と思われる)秋ですが“○○の秋”とつくように何をするにしても適している季節は楽しみが多いです。自然においても木々が色付き紅葉の見ごろになっていきます。秋を視覚で感じることにおいて紅葉は最上位ではないでしょうか。

 

そんな紅葉を見にいくことを“紅葉狩り”と言いますね。ですがこんなことを思ったことはないですか?「木々は動物ではないのにどうして“狩り”と表現するのだろう。月見や花見みたいに“紅葉見”ではいけないのだろうか?」と。

狩りを使った言葉で馴染みがあるのは“潮干狩り”・“いちご狩り”でしょうか。現在は鷹を使った狩猟である“鷹狩り”を間近で見る機会は減っていますがすっと思い浮かべるのは上記と“紅葉狩り”かと思います。潮干狩りは貝を鷹狩りは兎や鹿等の動物をいちご狩りはいちごと私たちが美味しくいただくものを捕まえる/捕るので、食べない紅葉を狩るのは違和感を覚えますね。

 

それでは辞書で調べてみましょう。

『狩り ①鳥獣を追いたてて捕らえること②魚・貝をとること③楽しみのために物をさがしたり見物したりすること』紅葉狩りは③の使い方ということですね。使われる機会が非常に少ないですがホタル狩りや桜狩りも同じ使い方です。

他の○○狩りと異なり、紅葉狩りは紅葉(モミジ)だけではなくイチョウなど他の木々も含めた紅葉(こうよう)を見物しにいくことなのも他との違いです。面白いですね。

言葉の小さな違いを知ることも趣きというものでしょう。紅葉の季節も短いので是非みなさんも紅葉狩りに出かけてはどうですか?