年が明けました🌞🎍
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
この週末は、出先で晴れ着姿の新成人を多く見かけ、清々しい気持ちになりました。
さて、タイトルの「情けは人の為ならず」ですが、皆さん本当の意味をご存じでしょうか?
こちらのことわざ、よく「情けをかけて助けてあげると、結局はその人の為にならない」と誤解されがちです。
(私もこのように勘違いしてました💦)
正しい解釈は主に2つあります。
1「情けをかけるのは人のためでなく、自分の心を満足させるため」
2「人に親切にすれば、やがては良い報いとなって自分に戻ってくる」
1つ目は新渡戸稲造の言葉の一節を読み下した解釈です。
一見するとストレート過ぎるような気もしますが、よく考えると納得できます。
大切な人に親切にすると自分の心が満たされますが、決してその恩を返してもらうことは望んでおらず、
ただ自分がそうしたくて行うということです。
2つ目は鎌倉時代「曽我物語」の一節から来る解釈です。
「情けは人のためならず 巡り巡って己がため」という言葉の通り、親切は相手のためになるだけでなく
自分にもそれが戻ってくるということです。
私自身、2024年に意識したい大切な言葉となりました。 もちろん良い報いが戻ってくるための行いというよりは、
周りの縁を大切にして何事も『自分ごと』として捉えられるようになるために、両面の解釈と共に心に留めて
おければと思います。
この正しい意味を教えてくれた方に、心からの感謝を贈ります。