あけましておめでとうございます。
一年前のブログで、「先に進んだと思える年にしたい」と記していましたが、改めて昨年を振り返ると
「思った通りに進んだもの」、逆に「振出しに戻ったもの」とそれぞれがあったと自分なりに分析しました。
さて毎年恒例ですが大國魂神社にてお祓いを受けました。おみくじも引いて、今年はなんと「凶」。
全体的に良いことは書かれていません。総じて「自分から進んですることは止めること、
無理して行うことは慎むこと」とありました。
神社のホームページを確認したところ、凶が出てもやがて吉がくる。神さまにご守護をお願いし、
自分でも注意するとともに、何事も今まで以上に努力してみて下さいと書かれていました。
ということで、今年は教えに沿えるよう過ごしたいと思います。
ここ数年コロナというキーワードに紛れて、無難な選択しかしない風潮が蔓延しているように感じます。
主張(権利権限の)の割に、責任となると出来るだけ甘めで無理をしないという判断。
その結果色々なことが中途半端になり望んでいる成果には至らない、という悪循環。
コロナへの政府の対応が正にそれかなという気もしますが、自分の周りにもそういう人を見掛けます。
またこれもここ数年ですが、ホワイトとブラックの使い方、とても基準が曖昧で数値では示せないけれど
自分に都合の良いことはホワイトで、その反対はブラックという色分けもよく聞きます。
これも如何なものかと思いますが、それが世の中の常識になってきていることも事実です。
会社の経営をしていると、小さな決断、大きな決断、色々な決断を迫られます。
一説によると決断の語源は次の通りです。
…川が氾濫した時、堤防のどこを切って、どこの村を犠牲にするかを選ぶ。
転じて、犠牲の対象を「決めて」堤防を「断つ」こと…
と言われています。
経営者としての「決断」は胃が痛くなるような局面もあります。
胃が痛くなることを恐れて、全員で泥船に乗って海に出るのか。自らに問いかけ決断をする。
それが経営者の一番の仕事だと思います。
結論としては、今年も必要に応じて前に進み、無理はしないが行動も惜しまない年にしたいと思います。
神さまどうかご加護を…よろしくお願いします。