12月も半ばにはいり、気温も低く、空気も乾燥し、北風が厳しく、冬という季節を実感しています。

このように冬を実感していますが、秋はどうだったのでしょうか?ブログを読み返してみると11月に投稿されたものには、「肌寒い」や「気温が落ち着いた」などと書かれているのでその頃が秋だったのかもしれません。

ここで秋の定義を確認してみましょう。

気象庁によると秋は9月から11月を指しています。(時に関する用語 | 気象庁

太陽の動きから考えると秋分の日(9/22)から冬至(12/21)が秋ですね。

暦の上では立秋(8/7)から立冬(11/6)までが秋といわれます。

よく上げられるのは上記のものですが、近頃の体感から考えるとしっくり来ませんね。


気象庁には過去の気温がデータとして残っているのでそれで調べてみることにしましょう。

半袖から長袖に衣替えをする目安となる、平均気温が15℃ぐらいの時期を秋だと仮定すると、一般的に10月中旬から11月の初旬もしくは中旬までが平均的な秋の気温となります。

2024年は寒暖の差が激しく10月の最終週と11月の第3週が15℃前後ですので、そこが秋といえます。しかし11月の第2週は10℃近くまで冷え込んでいるため、そこでもう冬だと感じた方も多いと考えると、体感上の秋は10月最終週の1週間だけだったのかもしれませんね。



今度は日中の気温、最高気温で考えてみます。お昼頃が20℃ぐらいのときが過ごしやすいのでその時期を秋だと仮定すると、10月の中旬から11月の初旬が平均的な秋の気温になります。

2024年も同じぐらいですが、10/24が25℃を超えていました。(記憶をたどると暑い日があったような…)

そう考えると10月最終週が秋だったということになりますね。



定義通り秋が3カ月前後あったら良かったのですが1週間と一瞬で終わり寂しいです…。

しかし季節の移り変わりが早いからこそ、その時々の変化を感じることができたら楽しくなるかもしれません。比較的短い秋や春が感じ取れるように、まずはその時期だけのもの(自然?食べ物?)を味わおうという気持ちを強く持って過ごしていきましょう。

*グラフは著者作成、データは気象庁より(気象庁|過去の気象データ検索