こんにちは。25℃に満たない日も増えてきて、衣替えをしたという方もいるのではないでしょうか?
私はこの業界に入って初めて知った言葉が『求荷求車』です。
「明日、このドライバーに任せる仕事がない」、「遠方の配送先まで行くけど帰りは何も載せずに帰ってくることになる。」といった時に仕事(荷物)を探すのが『求荷』、「取引先(荷主)からトラック10台でオーダーが来たけど、5台しか出せない。」「うちの倉庫にある荷物を急遽移動することになった。」などの時にトラックを探すのが『求車』と言います。
『求荷求車』が発生したときは、普段から懇意にしている会社に電話して対応することが多いのですが、それでも対応しきれない時がでてきます。そのような時はインターネットの力を使っていきます。当社が使っているのは日本ローカルネットワークシステムで仕事をお願いしたり、受けたりしてします。
その日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会の東北・関東地域本部合同実務者大会が26日、郡山で行われたので参加してきました。
普段関わることの少ない東北地方の事業者の方々と仕事や業界についてお話しすることができました。地方をまたぐ長距離運行の帰り便の確保に難儀しているのはどこの運送会社も同じようです。重いものや軽いもの、大きいものや小さいもの、精密機械や飲食物など普段取り扱っている荷物によってトラックの設備や運転の技術が異なるため、希望する日時に該当する仕事がない状況になりやすいです。あまりにも多種多様で運送に専門性を要する荷物が2024年問題の解決を難しくしている一因なのかと感じてしまいました。
とはいえ所在している地方も、扱っている荷物もちがう会社の方々とお話しできたことは今後の仕事において新たな関係性を考えるうえで、非常に有意義な時間でした。企業間のみならず業界でいい方向に進めばいいなと強く感じた一日でした。