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廃家電リサイクル マイナビ2024

「厳しさが伴わない優しさは単に甘いだけ!自分にとって怖い人が一番優しい人かも」 緒方伸二

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

今年も正月の3日に府中の大国魂神社にご祈祷をしてもらいに参拝に行きました。

商売繁盛、社運隆昌、交通安全のお札をもらい、おみくじを引いたところ、なんと大吉!

ただその内容を見るとあまり優しいことは書いてありません。どちらかというとかなり辛口。というかとても厳しい。待人は…来ない、旅行は…盗難に注意、失物は…出にくい、などなど…。今年も気を引き締めて1年過ごそうと思います。

昨年亡くなられた星野仙一さん。テレビの珍プレー好プレーなどではとても怖い監督として取り上げられます。時に殴る蹴るのシーンも放送され、怖さばかりがクローズアップされる。しかしその監督が幾つものチームを優勝に導くという結果に、厳しさと優しさが映し出されるというものです。
私も暴力を肯定する訳ではありませんが、そうせざるを得ないこと、一度は痛い目に合わなければ分からない人達がいることも事実です。
最近は弱い人を守る傾向が非常に強くなっています。優しい人達が増えて弱い人を守るというより、コンプライアンスなどの名のもとに、自分の保身を考えて、波風を立てないようにする人達が増えたということだと思います。
苦言を呈したり叱ったりするのは勇気のいることです。その子のためと分かっていることでも子供が嫌がることをするのは親でも心が痛みます。それでも、そこで甘やかしてしまったら大人になった時に困るのはその子なので、鬼になってやるのが親の役目です。

自然界では弱いものは「死」しかありません。生き残るためには強くなければなりません。
楽にのんびりでは生き残れません。逆境や危機が強くしてくれます。
理不尽なことも納得できないことも世間には山ほどあります。
嫌なことを言われた、気に入らないことがあったからと言って被害者になるのではなく、どうやって乗り越えるかという想いを持って自分のやる気をエネルギーに変えれば、心は強くなっていきます。
今年1年、大吉だからといって慢心せず、厳しい言葉を受け止めて過ごして行こうと思います。